合理化改善事例1 ~金属加工品の溶接レス~

左が改善前の溶接仕様で、右が改善後のカシメ仕様です。
用途としては、ユニットバス(システムバス)の浴室床を支える金具
(我々は、この金具を用途にちなみ「レッグ」と呼んでいます)で、
画像の上面が、実際の設置時には下に来て、その先にはボルトが接続
される形で納まります。
ボルトだけでの設置も可能ですが、あまりにボルトの長さが長くなると、
座屈する危険性があるので、延長ユニットとして考案されたものです。
従来は、その頂点部分にナットを溶接しておりましたが、
溶接は、意外と溶接の前・後の工程にも工数を取られる作業で、
その工程を1回で完了させることは出来ないか?と考えた末に
このカシメ案にたどり着きました。
<改善前> ~溶接仕様~

<改善後> ~カシメ仕様~

金属加工の中でも溶接は、その強度と引き換えに、手間を取られる作業です。
前処理から溶接後の塗装、またこの場合溶接する物がナットということで
溶接後には、タップ通しを全数しておりました。
ですが、そこまでの強度を必要としないような場合、固定するには
いろんな方法があり、このようなカシメですと、カシメ工程のみで
前後の工程を省略するといった合理化が出来ます。
金属加工品で立上げましたが、数が増えてきたことで、
樹脂にしてみました。
